現在までに伺ったことのある神社の中で、一二を争うほど大好きになってしまいました御岩神社。
この日は回向祭が執り行われるとのことで再訪させていただきました。前回の御参拝の様子はこちらをご参照ください。


四月十八日、斎神社の回向祭へ。
そもそも、回向祭とはどういった行事なのでしょうか。御岩神社のサイトにはこのように書かれています。
斎神社の例祭で回向立と呼ぶ。神仏混淆の伝統行事で宗教宗派を問わず供養する大祭。
御岩神社サイトより
未來楽回向祭とは、お経やお念仏の功徳をご先祖さまや亡くなられた方のために回し向けてご供養することなのだそうです。だから、回向、なのですね。
この日は、斎神社回向殿の扉が解放され、納められている阿弥陀如来坐像を拝見することができるのだそうで、そちらも楽しみに向かいました。


ちょっと薄曇りからスタートです。再び御岩神社の前に立てたことに感慨深い思いです。


回向祭を皆さん楽しみにしていらしたんでしょう。参拝者の方々も前回伺った時よりも多く、大変賑わっていました。
回向祭は春と秋に行われているとのことで、春は4月の第3土曜日と日曜日に。本日18日と明日19日の2日間の開催ということですね。ちなみに秋は10月だそうです。
たった一度だけ参らせていただいただけの私ですが、すでに懐かしい思いで参道を進みました。
春爛漫の境内を進む


この辺りは気温が低いからか、まだ桜が咲き残っていました。回向祭の日に桜を愛られるなんてありがたいことです。


椿の花も咲いていました。濃いピンク色が瑞々しく美しいです。


ちょうど石楠花の花が満開となっていました。
石楠花はいろんな色がありますが、こちらはごく薄いピンク色で上品です。


私は石楠花の花に思い出があり、懐かしい気持ちでしばらく愛でさせていただきました。


桜、椿、石楠花と続き、こちらはまた明るい色を放つ山吹の花です。
まさに境内は春爛漫といった、美しい花々の季節を迎えていました。
新緑の中の三本杉


参道から見える巨大な杉並木も、前回来た時と比較して若葉が目立ち、瑞々しく柔らかな印象です。


三本杉のところまで歩いてきましたが、いや〜!何度見ても力強く美しい姿です。改めてその樹高の高さに感動してしまいます。


推定樹齢500年。樹高50m。幹の周りが8.48mもあるんですね。


500年も昔からこの場所に立っていると思うと感慨深いです。500年前といえば室町の頃、戦国時代ですね。


この御神木の前を参拝者の方々は歩き、その往来をずーっと見守ってきたのですよね。途方もない時間です。
この御神木を一目見るだけでも、こちらにお参りにくる価値はあると思います。大きくて優しい静かな気で満たしていただけます。
朱の鮮やかな楼門をくぐって


こちらは楼門です。前回は撮影しそびれていた左右の金剛力士像もしっかりカメラに収めます。


この金剛力士像の前を通る時に魔が祓われる気持ちがして、一礼して通らせていただきます。


不浄なものは入れないぞ!という圧があって、私は好きです。笑


楼門の天井に描かれた『日天月天図』の下を通ります。見逃してしまわないように、楼門をくぐる時にしっかり見上げることをおすすめします。
御神気が満ち満ちた回向祭の日の境内


楼門をくぐると見事な石楠花の大株がありました。こんなにたくさん花をつけるのは手入れが大変だと思うのに見事です。隣の鮮やかな黄色の山吹も美しいこと!


常陸国風土記(ひたちのくにふどき)に口語訳がついているのが嬉しいです。


いやー!もう、この光です!波動高いです!全身が隅々まで洗い清められる心地です。


御神木以外でも境内の木はいずれも樹高が高く堂々と聳えています。


斎神社の近くで火が焚かれていました。薪が燃えるいい香りが漂っており、しばらくその香りに包まれるように前に立たせていただきました。焚き火の炎は柔らかくて心をほぐしてくれます。
斎神社回向殿の前には、大日如来坐像の御開帳を一目見ようとたくさんの人が集まり、人垣が幾重にもできていました。当然といえば当然なのですが、堂内を撮影することはできませんでした。
堂内には大変穏やかでお優しいお姿の大日如来坐像が安置されていました。合わせて、日本画の浜田泰介氏が描いた見事な障壁画と天井画も見ることができます。堂内の様子はこちらの御岩神社サイトにありますので、こちらを見てみてください。 供養大祭「春季回向祭」のご案内の記事になりますが、ページ中程にありますからスクロールしてごらんください。
今回はかびれ神宮や御岩山山頂へは行きませんでしたが、季節ごとに違った風景を見せてくれる御岩神社にますます惹かれてしまいました。また、機会を見つけて御参拝させていただこうと思いました。この度もありがとうございました!













