急に思い立って、今回は東京都府中市にある大國魂神社に御参拝に行って参りました。
この日の予報は数日前まで大雨だったので、あまり天候が荒れるようだったら日延しようかとも検討していたのですが、当日の朝はさほど降っていなかったため予定通り向かうことにしました。
最寄駅は府中駅と府中本町駅など
最寄駅から数分とのことで、さすが都心に近い神社はアクセスしやすいなあと思いながら出かけました。いくつかの路線が乗り入れている地域のようで、最寄駅は府中駅や府中本町駅などから徒歩数分で到着します。
境内への入り口もいくつかあるようで、私は周りをぐるぐる回ってしまい、正面からではなく脇の入り口から入ってしまったようでした。

ここはここで、趣があって入りやすい場所だなあと思いながら鳥居を潜らせていただきました。
手水舎で身を清めてから、さて拝殿へと思ったところ、ちょうど結婚式の行列が拝殿に向かって出発していたところでした。
行列の先頭には錫杖を持った方がいらっしゃり、ガシャン!ガシャン!と地面を打ちながら進んでいたのが珍しかったですね。露払いというお役目の方だと思いますが、初めて見たので驚きました。
花嫁行列が拝殿に入っていくのを見送ったあと、厳かな楽の音が響く中、参拝させていただきました。

扉は軽く閉められていましたが、中には花嫁さん&花婿さん、ご親族一同がいらっしゃったので屋根だけ撮影させていただきました。
水神社で心身を浄化
拝殿の向かって左側には、水神社がありました。
実は御祭神以外の前知識を一切入れずにいったものですから、こちらの水神社の存在を知りませんでした。
ですが、鳥居前に立った時に強烈に惹きつけられ、吸い込まれるように御参拝させていただきました。

こちらの水神社の御祭神は
水波能売命(みづはのめのみこと)
加茂別雷命(かもわきいかづちのみこと)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
大國魂神社のサイトに掲載されているところによると
創立年代不明。社殿は嘉永2年(1849)のもの。かつては祠が御供所(現休憩所)の東側に鎮座し、本殿と同じく北を向いていた。昭和58年12月16日に境外末社滝神社より御霊分けをされ、平成17年に現在の場所に移設され祠の下に岩の台座が設けられた。大國魂神社奉賛会記念事業の一つとして作られた深井戸を利用して地下水を竜頭口より流している。御水取りに来る参拝者で賑わう。
大國魂神社のサイトより
とのことで、滝神社というお名前に妙に惹かれるものがありました。
「みずはのめのみこと」様は、私の産土神様のお一人でもあるので妙に御縁を感じました。

こちらでお水取りができるとのことですが、私はお水をいただく前にものすごい浄化が身の上に起こりまして、自分でも狼狽えてしまうほど衝撃を受けました。
二礼二拍手した途端に、意図せず涙がぶわーーーっと溢れてきたのですが、感情と全く関係なく起こった現象でした。今のところ人生で二度目の経験です。
この日の参拝は御本殿というよりも、こちらの水神社に向かうためのものだったと気付かされました。

こちらのお水は地下水なのですね。一口だけいただいてみましたが、普通に美味しいと感じるお水でした。

で、振り返りましたら、がっつりと煮沸してください。と書かれていたので、これから行かれる方はお気をつけくださいね。私は山の湧き水を飲んだりして育っているのであまり気にしませんが、もし次回お水取りに伺うことがあれば今度は煮沸して飲用させていただきます。
樹齢1000年以上といわれる大銀杏の御神木
水神社から奥へ進み、本殿の後ろを廻るかたちで右手に進むと大変立派な大銀杏の御神木がありました。
こちらも事前に存在を知ってわけではなかったので、目の前に現れた時はちょっと足が竦む迫力でした。

曇天のため光が差していなかったのですが、薄暗い中で静かに佇む姿に圧倒されました。

一度中心が折れたか枯れたのか、はたまた雷に打たれたのかは分かりませんが、真ん中は低く、脇から出ているいくつもの枝が伸び上がっていました。

写真でこの迫力です。人が持つ波動とは全く違う重くて静かで深い波動です。飲まれるような、逆に押されるようなエネルギーにひたすら畏怖を覚えました。紅葉の季節にぜひ再訪させていただきたいものです。
水と木と楽の癒しをいただけた御参拝
ぐるりと一通りの御参拝を終えて、御朱印をいただいて帰ろうかと思ったところで、来た時に拝殿に入られていた結婚式の行列がちょうど拝殿を出ていかれるところでした。
篳篥(ひちりき)や笙(しょう)が奏でられる中、静かに進まれる行列から離れて立ち、楽の音に目を閉じてしばらく耳を澄ませていました。
行きと同じようにガシャン、ガシャンと錫杖が打ち鳴らされる様は力強く、雅やかな楽の音と重なり、浮世を忘れるようなひと時となりました。
雨の力。
水の力。
木の力。
土の力。
音の力。
いろんなエネルギーを感じられた御参拝でした。

カラスの可愛らしいおみくじがありましたので、その可愛さに思わず一つ購入させていただきました。愛嬌のあるお顔で、こちらにニコニコ笑いかけてくれているようです。
今回の御参拝は心身の浄化のために呼ばれたように感じました。久しぶりに雅楽も耳にすることができましたし、ご祈祷の太鼓の音に穢れも払っていただきました。
日々お見守りとお導きをいただいていることを改めて感じ、今後も変わらず精進していこうと気持ちを新たにできました。本当にありがとうございました。


